M1福田です。本日2発目の投稿です。
発表練習の中において印象的な言葉があったので紹介します。
久先生の師匠の師匠である”西山夘三”先生の言葉からです
「都市計画を学んでいる人間が電車移動の際に本を読むことはおかしい」
という話です。
歩く時とは異なるスピードで風景が動いており
感じ取れる事もきっと異なる
様々な人が様々な事をしていて
時代や地域性を感じ取れるチャンスである など
学ぶことは沢山あると言うことです。
パッと思い浮かんだ場面は今年のsemi旅行での一幕
いつかの井高野井戸端会議でも話をさせて貰ったのですが、
普段の地域とは全く別の地域をバスが走る中
寝息をたてている人が多く。
珍しい集落形態である『散居村』が広がる砺波平野を
多くの学生が見逃してしまったのです。
感受性を豊かに持ち、意識をする事で
あっと言う間に流れてしまう日常から
学べるチャンスを拾い取れるかどうか。
身近な事のように思えて、すぐに忘れてしまいがちです。
本当に大切な指摘を頂きました。
{写真参照}
google 航空写真
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4ADBR_jaJP235JP236&q=%E9%98%BF%E5%80%8D%E9%87%8E%E3%80%80%E6%9C%AC&lr=&oq=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl
Wikipedia「散居村」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A3%E5%B1%85%E6%9D%91
ここからは個人的な話を少しだけします。
この前、電車に乗っていて向かい側の人をボーっと見ていると
「家日和」と言うタイトルの本を読んでいました。
カバーとタイトルがとてもかわいい本だった事と
小学校高学年から中学生にかけて好きだった
さくらももこや椎名誠のエッセーみたいで懐かしく思い
携帯ですぐに調べてみました。。。
(人が読んでる本を調べたのは初めてでした)
amazonのレビューで思いのほか評価が高かったので
もう少し調べてみると
著者の奥田英朗さんは直木賞作家であり
装丁は「写真界の芥川賞」とも呼ばれる
木村伊兵衛賞をとった方の写真を使用していると言うことで
帰り際に書店で購入しました。
残念ながらエッセイではなかったのですが
日常の中の非日常性や
ちょっとした人の心の持ち方など
ありふれた日常を小気味良く書かれている短編小説でした。
個人的には
別居中の男性が
自分にとって本当に居心地がの良い空間を作っていき、人生を満喫している様子を
ユーモアたっぷりに描かれた「家においでよ」が好きでした。
詳しいレビューはamazonレビューで皆さん書かれていますので、どうぞ。
【amazon「家日和」URL】
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E6%97%A5%E5%92%8C-%E5%A5%A5%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E6%9C%97/dp/4087748529/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1264930872&sr=8-1
今回はこれまでには無い本との出会いだったので
印象に残る一冊になりました。
最近、阿倍野区に関する本で面白い本を見つけたので
また紹介しますね!!
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