2010/02/03

平成21年度 修士論文を終えて…

M2いかいです。

昨日、2月2日(火)に、修士論文公聴会が終わりました。
去年の公聴会見たら、改めて一年間が、すごく短いことを感じてしまった・・・。

発表終了後は、疲れていたからか、達成感とか、感慨深いものがなかったけど、
発表から1日経って、頭ん中整理したら、色々と自分の中で、思いが湧いてきたので、
書き残しておこうと思います。


修士論文。
一年間を通してみて、夏休み後は完全にだれていた。
10月は研究以外にも、することがあって確かに忙しかったが、
それが言い訳にしかならないことが自分に腹が立ってしまう。

調査を始めたのは実質11月中旬~
1月上旬には少しずつ分析結果が見えはじめ、
それが意外な答えがあったり、考えていたことと一致したりと、
修論が楽しく感じられた時間だった。

しかし、データ抽出に、あれだけ時間が掛かるとは予想外だった。
概要提出後も、分析は続き、今年は、本文提出から3日後に発表というタイトな
スケジュールだったので、研究室に缶詰状態で本文、パワポを同時進行で作成。
公聴会までの残り3週間はハッキリいって廃人生活。
誰かに相談する時間も勿体無いと思うぐらい。
毎年先生が言われる「もう一ヶ月早かったらなぁ」という言葉が身に染みた。
けど、結果として、未熟ではあるが自分自身満足できたものが出来たと思っていた。


が、問題は公聴会の発表についてである。
学生生活の集大成である公聴会。
自分がやってきたことを15分で発表するのは難しく、質疑応答時、
研究内容が完全に伝わっていなかったことに気付いた。

本質部分ついて、他の先生方から意見を聞きたかったのだが、
調査手法に関する質問しかなく、それに的確に答えれていなかったことにも、
おわった後、 悔しく、苛立った。徹夜でパワポつくって、打ち上げして疲れて
いたにも 関わらず、 翌日、自ら、久先生に講評を聞いてしまうほど…

あと、公聴会自体についても疑問を感じた。
学会発表ではなく、公衆に対するプレゼンでもない。その中間的位置で、
学生生活の研究成果を発表する最後で最高の舞台(僕がそう思っているだけ?)
であるにも関わらず、レポートに点数をつけるかのように、個人的批判や
生産・発展性の ない表層的批評となる所謂、閉じた質問が多いように思えた。
また、修論こそ外部審査員を呼んだ方が面白そうだと思うほど、とても視野の狭い
公聴会に思え、楽しみにしていた分、正直、ガッカリした。
ただ、その一方で、そんな場だからこそ、建築、都市計画や 土木の専門性を
自分が習得できていないことを再確認できたことは唯一、良かったと思えた点である。

たった一回の発表で終わってしまうと修論は完全なるジコマンである。
今ある悔しい気持ちから、いろんな人の意見を聞いてみたいと思う。
そして、今回の反省を踏まえ、本文手直しして、余裕があれば、
次の学会発表に参加しようかなぁという気持ちが芽生えた。

以上、修論+公聴会の感想(半分、グチ?)です。


あと、打ち上げ、すごく楽しく、おいしいお酒が飲めました。
M1福ちゃん、今ちゃん、あっつー、なかじー、まさに加えて、
修論打ち上げには異例の3回生、松木くんが参加。
今までと、これからの研究室のことや、公聴会の感想やら、熱く討論でき、
公聴会より何倍も意味があった気がする。
でも帰り際に、あと何回こんなことができるのかと考えてしまい、悲しくなり、
残り約50日の学生生活有効に楽しく使いきろうと決心。
と、色々と考えさせられた良い1日でした。

ではでは、
忙しい時間のなか、僕の下らない発表を見にきてくれた人、ありがとうございました。
あと、中垣くん、サポートしてくれた研究室のみんな、お疲れ様でした~♪

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