2009/05/29

西日本横断の旅 広島・福岡チーム

アップおくれました~JRの旅 広島・福岡組のいかいです。
いまい君と共に建築メインで広島と福岡を巡りました。

広島駅着く直前に新広島球場(マツダスタジアム)がお出迎え。

電車から球場内の赤ヘル具合が見え、JR乗客の注目の的になってました。
広島にキタ!!って思わせる、開け方にテンション上げられます。


球場までの道のりも、赤を多用した計画。
けど、周辺の建物自体はあまり整備されておらず、今後に期待!!


次の目的は、昼飯を食すこと。

もちろん広島焼きと酒をッ!!  (撮影:お好み焼屋「ゆうゆう」のおばちゃん)
店のおばちゃんが面白く、いろいろと喋りました。
やっぱり、球場が近くなったことで、客の入りや駅前の賑やかさが変わったとのこと。
あと、以前の球場の方がイイっていう地元の人もいるみたいです。


次に、広電の一日フリーパス(600円)を利用して、
広島市現代美術館(設計:黒川紀章 1988)

周辺環境に配慮してるためか、木に隠れ全体像がイマイチつかめません。

広島西消防署(設計:山本理顕 2000)

アポなしで見学できます。解放しすぎて署員としては働き辛そう…。

平和公園(設計:丹下健三 1955)

予想以上の大広間。広島の都市軸上に乗りたくなります。

広島市立基町高等学校(設計:原広司 2000)

高校には見えないスケールとオシャレさ。うらやましい…。

世界平和記念聖堂(設計:村野藤吾 1954)

時間なく中には入れなかった。広島の心残りのひとつ…。

と広島の有名どころを時間と体力のゆるす限り巡りました。
その後、尾道チームと合流し博多の屋台後

緑化建築で有名なアクロス福岡へ深夜徘徊して一日目が終了・・・。

二日目は、長崎チームと別れた後、
博多からバスに揺られて、約一時間。

福岡の人工埋立地アイランドシティへ

人影少なくゴーストタウン化。典型的な郊外の巨大イオンあり。
大阪港も同様、埋立地って利用されにくい?

目的は水と緑の体験学習施設ぐりんぐりん(設計:伊東豊雄 2005)

これも、緑化建築としては有名。

中は植物園のようで、とても綺麗に管理されており、
費用がどれだけ掛かっているのかが気になります。

屋根にも上ることができ、ぐりんぐりん具合を体感。
海が見え、風が吹き、気持ちよかった。

次に向かったのは、
ネクサスワールド(プロデュース:磯崎新 1991-1992)

国内外の6名の建築家が集合住宅を競作。↑はその内の一つ。
周辺の従来よくある集合住宅と比較すると、際立って見える。

その後、博多に戻り、時間が少しあったので、
キャナルシティ博多(設計:ジャーディ・パートナーシップ 1996)

なんばパークスと同じ設計者。斬新過ぎて、日本じゃないみたい。

と以上が広島・福岡チームの行動です。
建築をいっぱい巡りすぎて、ブログにはあっさりしか書けない…。
他にも書きたいこと沢山あって、ホントに濃い~二日間となりました。

2009/05/28

西日本横断の旅

こんにちわ、M1の渥美です。
以前行った西日本横断の旅の話をしたいと思います。

1日目
朝7:00に新大阪を出発し、新幹線で岡山県倉敷市へ!!


伝統建築が並ぶ倉敷美観地区


しかし、中には周囲の景観にマッチしてるとは言いにくい

アイビースクエアや大原美術館もあった

そのままお昼ごろに尾道へ移動

駅から出ると 造船クレーンやらでごった返しているのに、景観はマッチ

尾道で一番有名な尾道ラーメン食べました(^o^)

ロープウェーで頂上まで行き、山道を下りました
一句でき申した…
新春に 学ばんとする まちなみの 学びのこみち 辛き道なり

その後は広島に移動

基町では太田川の河川沿いを元に再開発事業がなされていました

もちろん原爆ドームも見ましたよ~

路面電車に興奮しました(笑)

博多では屋台で晩御飯を!!博多ラーメン食べました(^o^)

2日目

下関で朝市堪能しました(^o^)朝9時くらいでも大賑わい

調子乗って1貫700円のカマトロたべちゃいました(笑)

お昼ごろに長崎へ!!ここでも路面電車に乗りました。

お昼は長崎ちゃんぽん(皿うどん)を食べました(^o^)

あれ?いつのまにかグルメツアーに!?(笑)

国指定重要文化財が一見普通の道筋にあったり

貿易港の長崎、出島の再現資料館も行きました。

和室に家具!?新感覚の和洋折衷にびっくりでした。

全体的に伝建地区は西日本に多く見られるようで、とても満足のいく旅でした!!

広島、博多組のブログも見てみてください~!!

2009/05/15

西日本横断の旅

M1福田です。

前に言っていた西日本フリーパスですが、明日,明後日で
M2 井階さん 中垣さん
M1 あっつ~ 今井ちゃん 福田
の5人で行く事になりました。
伝建地区,美観地区,美術館を中心に歩き倒したいと思います!!!

流れは、
1日目 7時新大阪発⇒午前:倉敷⇒午後:尾道or広島⇒夜:博多で屋台
2日目 6時博多発⇒下関:朝市⇒午後:徳島⇒終電で大阪へ
だいたいこんな感じです。


屋台と朝市の為だけに博多まで足を運ぶ贅沢な機会なんてそうそうないかもしれません(笑)


各地域5時間弱位でまわるつもりなので、かなりハードなのできついとは思いますが…楽しんできたいと思います。

ひさけんを代表する雨男2人が一緒に遠出するとのことで天気はやっぱり崩れそうですが、なんとかもって貰いたいです。


個人的にでもフリーパス使う人がいたらまた話を聞かせてくださいね。

2009/05/14

日本代表戦のチケットの値下げと大阪人

M1福田です。
13日の朝日新聞に興味深い記事が載っていました。

サッカーの日本代表戦のチケットについての話です。

オシム監督時代には好調だった代表戦のチケットもオシム氏の病気による退陣と岡田氏の就任と共に売れ行きが伸び悩み、W杯の3次予選の国内試合にも関わらず、半分しか売れていないという状況になっていました。
最終予選に入ってからは、W杯系は高い集客力が見込めるものの、親善試合は半分程度に留まっていて大きく問題視されています。

ところが、5月27日に大坂・長居スタジアムで行われるキリン杯ではすでに4万7千の観客席がほぼ満員になるということです。


岡田監督の目指すサッカーの質は変わっていません。

同時期に行われる国立の試合のチケットはまだ残っています。

相手国の知名度も一般の人にとってはあまり変わるところではありません。

理由として考えられることが、「チケットの値下げ」と挙げられています。

従来の値段からそれぞれ約3割値引きするという試みが、東京と大阪で行われ、
東京はまだ売れ残っており、大阪はほぼ完売。

「やはり関西人は値引きに弱い」という結果が出たとのことです。

以前読んだ大谷 晃一氏の「大阪学」に書かれている大阪人の気質にまさに当てはまっているなと思い今回紹介しました。


同じチケット販売にしても地域の人や交通状況に合わせた工夫というものがこれからの売り上げ上昇のおおきな鍵になってくると改めて感じた記事でした。



実際に僕もsemiの今井ちゃん,楠本君,中村翔君でいつもよりちょっといい席で見てきます。
特に楠本君はサッカーの生観戦が初だということですので、

5万人規模で1つのチームを応援する一体感やエネルギー
日本を代表する選手たちの一流のテクニックが真近でみられる喜び 等

スタジアムでしか感じることの出来ない部分を感じ取ってもらえたらと思います。

やっぱりスポーツは生で見るに限ります。


P.S
日本代表戦はもちろん好きなのですが、個人的には大阪に住み始めてから応援しているJ2のセレッソ大阪も好きなので、今年こそJ1に復帰して貰いたいです。

大阪学は面白い本ですので良かったら読んでみてください。学校の図書館にもあります。

2009/05/07

司馬遼太郎記念館

M1福田です。
先日告知した司馬遼太郎記念館に、同じくM1の中村満君と行ってきました。

司馬遼太郎の自宅。立派な庭に囲まれています


書斎は未完に終わった『街道をゆく~濃尾参州記~』
の執筆の際の資料が置かれたままだそうです


自宅の横にある安藤忠雄の設計の記念館
撮影はここまで


今回記念館を訪れて感じた一番の事は、一流の人の「本気力」でした。
資料を集めること約6万冊。記念館で展示してある様子を見ることが出来るのは約2万冊でしたが、十二分にその「本気力」を感じることが出来ました。

(展示してある本はまったく同じものを集めたそうで、ホンモノは自宅の書庫・玄関・廊下・書斎においてあるままだそうです。)

安藤忠雄氏の知識の延長上をイメージとしたという本の配置・量とそれらが創り出す空気感は言葉では表現できない位の迫力がありました。

司馬遼太郎がこれだけ調べてから執筆活動しているのに自分たちの知識程度で論文などを書いて社会に対し意見するなど、ものすごく失礼なことのように思いました。

自分なりのペースで知識を身につけていきたいと思います。

また、展示されていた「21世紀に生きる君たちへ」のパネルをを読んで、
読書をするということは、素晴らしい作者の方々との対話なのだと改めて感じました。


訪れれば、必ず何かを感じることが出来るであろう素晴らしい記念館でした。
ぜひ在学中に1度は行ってみてください。



最後に…
「二十一世紀に生きる君たちへ」という本に感動したので抜粋して紹介します。
(10分もあれば読める本ですので、全部読みたければ言ってください。)



君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。

―自分に厳しく、相手にはやさしく。

という自己を。

そして素直で賢い自己を。

~中略~

自己といっても、自己中心におちいってはならない。

人間は、助け合って生きているのである。

~中略~

助け合う気持ちや行動のもとはいたわりという感情である。

他人の痛みを感じることと言ってもいい。

やさしさと言い換えてもいい。

この3つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。

根といっても本能ではない。

だから、私たちは訓練してそれを身につかねばならないのである。


《参照:二十一世紀に生きる君たちへ  司馬遼太郎記念館》