2009/07/14

名古屋市有松町並保存地区

M1福田です。
今日は西日本横断の旅の報告は一時休憩させてもらいます。

少し前に名古屋に行く機会があり、2時間程時間が空いたので
ちょっと足を伸ばしてきました。

半田や瀬戸,あるいは徳川の庭園や美術館等も魅力的で迷ったのですが
今回は旧東海道の宿場町でもある
有松の町並保存地区をまちあるきしてきました。


先月の今里‐鶴橋間の一駅歩きから
ちょっとした事での日常生活の楽しさがUPしてきてるのを実感します。


有松は旧東海道の宿場町なのですが、建物としては、
防火対策のため、萱葺(かやぶき)から瓦葺に、壁は塗籠造り、
2階の窓は虫籠窓(むしこまど)に変えられたのが特徴だそうです。


一つの通りの保存地区だったのですが、江戸時代から明治初期の建物が
ずっしりと歴史の重みを残したまま佇んでおり、迫力ある地域でした。





この家は塀や門にも特徴がありました


有松における代表的な絞問屋の建築形態です
一階部分の格子と2階の虫籠窓がとても重みがあります

よく見ると格子も一つ一つ特徴があります

土蔵造りの蔵も多く、扉の大きさも驚きです。





この前の西日本横断の旅で見損ねた「うだつ」も見て来れました。


うだつは防火対策と考えれられているらしいのですが、それは表向きの理由で、
実際自分の屋敷を少しでも広く見せるための工夫 見栄だとの意見もあるとの事です。

山口県柳井でも見たような防火対策のためであろう分厚い窓
柳井ではすきまに味噌を詰めると聞きましたが、
有松ではどうなんでしょうか?




帰る前に友人から教えてもらったひつまぶしの店へ
(2年間住んでいたにも関わらず、食べたことが無かったんです。)

お客さんで一杯で、1時間近く待ちました

詳しい食べ方を知らなかったのでお店の人に聞いて食べました
1杯目がそのまま
2杯目が薬味をいれて
3杯目がだしでお茶漬けにして
(100%味わう為にとは言っても貪欲な食べ方です 笑)

久しぶりに思いっきり贅沢した晩御飯でした。
まちあるきの魅力の一つに美味しいものを食べられるというのも大きいですよね。

2 件のコメント:

あっつ~ さんのコメント...

徳島脇町のうだつはいつか絶対見に行こう!!
名古屋にもあったとは知らなかったなぁ…
古い町にはけっこうあるものなんだね

ひつまぶしうまそう!!

ふくちゃん さんのコメント...

行こうな!!
防火壁やから、古い商家には結構残ってるのかもなぁ。

'ひつまぶし'は最高に美味かったよ。