2009/07/17

西日本横断の旅 広島編

M1福田です。
今日は広島編です。
正直な話をすると、朝から倉敷・午後は尾道を歩き回っていたので、
体力的には一番キツかった所でした。
時間的には17時を回ったくらいでしょうか。

時間もあまりありませんでしたので
久先生のアドバイスを活かして、寄り道せず直接基町周辺へ向かいます。
移動には低床車両のLRTに乗って行きました。

日本一の親水空間であるという太田川の情報はもらっていたのですが、
出発前はどうしても情報を得られませんでした。
(今思うとなんで見つけられなかったのか不思議でなりません…反省です)

情報がないまま川辺を歩き橋の下を通ったりして、綺麗だとは思いつつも
恥ずかしながらはっきりと河川空間の美しさに気付くことは出来ませんでした。



しばらく歩くとだんだん面白い風景が見えてきました。
ある一本の木の側に敷かれているかなり大きめのビニールシート


市民活動をされているグループ

川辺でゴルフの練習をするおじさん
(こんな景色他では見れません)

川のすぐ近くまで降りることができ、太田川しじみが取れるようです




先ほどの写真にもあったように
木のそばにビニールシートがセッティングされており、
1人の男性にコンサートに誘われました。

HP: http://www009.upp.so-net.ne.jp/caq/theatre_concert2.html
残念ながら16日は中止で17日に延期との事でした。



話を聞くチャンスだと思い今回の旅の目的を告げると熱く語ってくれました。
・自分は元中国地方整備局出身で現在は太田川の河川空間を盛り上げるためにNPOで活動していること
・パリの美しい護岸に感動し、太田川を世界一の河川空間にしたい熱い想い
などなど書き切れない位の話をしてくださり
やっぱりエネルギーが違うなと感じることがありました。


暗くなり始め、元来た道を引き返していると
橋の下でギターを弾くおにいちゃんが

川べりのカフェも人が沢山いました



今回はたまたまNPOの方にお話を聞く機会が生まれたのですが、
大きな発見とともに、自分のまちあるきに関する感性に大きな課題を感じる機会でもありました。
まだまだこれからですね。

調べてみると、去年卒論のときにネタとして出した日本風景街道や
現在大学院の岡田先生の授業の教科書でも使っている「中村 良夫」先生が中心に設計なされたとのこと
世の中狭いものです。

帰ってきてから土木学会誌6月号にちょうど太田川NPOの特集が組まれているとの情報を岡田先生より頂き、コピーとPDFデータを持っています。

興味がある人は声かけてください。

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