2008/06/28

堀公俊:分水嶺の旅

M2の信川です。

私は、NPO法人 日本ファシリテーション協会(FAJ)に所属しています。
ファシリテーションとは何か。それを知ったのが、久先生の授業でした。自分のコミュニケーション力を見つめなおすことよりも、「これからは、ネットワーク型社会になっていく。その際に支援・協働といったキーワードが重要になってくる」という、その世界観に深く共感し、当協会に入会しようと決意しました。今年で、所属して3年目になります。石の上にも三年と、言いますが、なんとか自力でワークショップを企画・運営し、参加者に満足してもらえる場を創造できるようになりました。もともと、コミュニケーション能力が低い人間なので、はじめは悪戦苦闘してたけど、何かと成長している自分に自信が持てるようになってきました。

さて、今回は、FAJの立ち上げ人であり、初代会長である、堀公俊さんについてのお話です。
堀さんには、いつもお世話になっています。僕が勝手にファシリテーターの師匠と、あがめている人です。いつも大変、刺激を受けています。専門的なスキルのみならず、何気ない問いかけやしぐさを観察するだけで勉強になっているのです。

そんな、堀さんが先日、NHKの番組に出演されました。
「熱中時間」という番組です。

出演したのは、ファシリテーションに関してではありません、実は(笑)
「分水嶺」です。
分水嶺??
なんと、彼は「分水嶺」(山に降った雨が左右どちらの斜面を流れるか、それを分ける境界)の第一人者なんです。それ最近知りました。立派な本も出されています。ある日、FAJの定例会に行ったとき、堀さんの顔がまっくろでした。真冬に(笑)この人は、普段何やってるんだろ、という疑問が頭の片隅にずっとありましたが、ようやく謎が解けた思いです。


分水嶺を巡る旅、ってのは、まさに地理学。景観学なわけです。
つまり、我々の専門分野の一つなわけですよね。

そういった意味でも、FAJのボスへの尊敬とあこがれは強くなる思いです。

ファシリテーションと分水嶺・・・
強烈な「ニソクノワラジ」に見えますが、よく考えてみると、我々の専門分野と「ファシリテーション」って密にかかわりがあるんですよね。

私も、そのような人間になるために、これからも日々精進していきたいです。


seeeeeijin

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