2008/06/30

あなたは自己紹介が得意ですか?

せいじんです。

友人の岡山翔と共に、学生向けのコミュニケーションやファシリテーションをテーマにしたワークショップを主催しています。団体名は、JFK。・・・略は、もちろん、ウイリアムス、藤川、久保田、ではありませんが、完全に「の威を借る狐」です(笑)(ちょっとうまいこと言えすぎて、うれしいですがw)

JFKの略は、 Jr Facilitation Kansai です。
日本ファシリテーション協会の公認を目指して立ち上げ、今回で2回目です。

6/28(土)、近畿大学にて行ったJFKの2回目
テーマは「自己紹介」。

あなたは、自己紹介が好きですか?
得意ですか?自信満々で「はい」と答えられる人って、実はあまり多くないのでは。(我々学生のみならず・・・)しかも、自己紹介とは、相手に自分をアピールできるチャンスにも関わらず、そのチャンスをものにできている人は、どれくらいいるのでしょうか。 (サッカー日本代表の決定力不足を嘆いている場合ではないほどに・・・w)
コミュニケーションの第一歩である自己紹介。しょっぱなで、好印象を相手に持ってもらえれば、その後の人間関係や組織への順応も、円滑にできるはずです。 (第一印象は重要って、よく言われますよね。)

このような、コンセプトでテーマを「自己紹介」に設定したのです。

◆参加者について
今回は、前回よりも参加人数が少なかったですが、大阪樟蔭女子大学から2人、近畿大学の経営学部から3人、そして我々主催者の2人の計7人で行いました。

近畿大学の3人。フットサルの試合の後に駆けつけてくれました。


松蔭女子の二人。


相方の岡山

◆ワークの内容について
そもそも自己紹介って、何だろう?
相手に自分のことを覚えてもらうため?
ためしに、まず普段どおりの自己紹介を行いました。そしてみんなの自己紹介が終わり
一番最初に、自己紹介した人の名前を、違う参加者に「覚えていますか?」と尋ねたところ
まったく答えられなかったのです!また、その他の話の内容もあいまいでした。
その原因として、2つあげられます。
1:自己紹介をする人・・・話す内容に問題あり。
2:自己紹介を聞く人・・・自分の話す内容ばかり、考えてしまい、聞くことに集中できない。
要するに、相互に自己紹介を無意味なものにしてしまっているのです。

このような、導入から、以下のような流れでワークを進めました。

・ワーク1:自己紹介って何?KJ法形式で、みんなの意見を出し合い、整理しました。
1「自己紹介の目的」、2「いい自己紹介とは?悪い自己紹介とは?」、3「いい自己紹介をするためにはどうすれば良い?」

・ワーク2:ワーク1をふまえて、実際に自己紹介を作ってみる。そしてみんなの前で発表します。「いいとこ」「もう少し」「パクリたい」という評価をしました。
PDCA(計画、実行、フィードバック、改善・再検討)サイクルを2回行いました。
もちろん、TPO(フォーマルな場、合コンのような砕けた場)を自己設定し、行いましたが、どような場でも通用する、普遍的なエッセンスも多く発見することができました。

◆まとめ
様々な、気付き、いいアイデアが生まれました。本当に、充実したワークショップだったと思います。具体的には、「自分の名前を最初と最後に言う」、「相手に問いかけをする自己紹介」、「チームビルディングを促すフレーズ」、「この3つの話の中で、1つだけ嘘があります。答えを知りたい人は、のちほど・・・」などなど、さまざまです。
今回我々が、導き出した結論として、いい自己紹介とは何か。それは、好印象をもってもらい、それが次へとつながりとなる自己紹介、です。名前や肩書き、所属などは覚えてもらう必要はなく、後であの人としゃべってみようと思わせられるような自己紹介がいいんじゃないか、と考えました。また、それらをふまえ、自分が何を一番伝えたいのか(名前を覚えてもらいたいのか、自分の趣味なのか)を明確にし、自己紹介のネタをあらかじめ作っておくこと、また、それを普段から練習しておくことも大切であると感じました。


◆最後に
これからも、このようなワークショップを行って行きたいと考えています。
次回のワークショップは、7月の下旬を予定しています。興味のある方は大歓迎です、どしどし参加してください☆

seeeeeijin


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