2008/06/30

~400年の歴史~

みきteaです。


ひさけんBLOGをもっと活用しようと思い、初めて旅行記を書き込みたいと思います。

先週、田舎として慣れ親しんでいる熊本・天草に行ってきました。いつもは空港に降り立つと真っ直ぐ天草に向かうんですが、今回は、熊本市内を散策するために、一度バスを下車して熊本市内をまちあるきしてみました。しかし、まちあるきと言っても、この日は活発な梅雨前線の影響で、熊本市内は雨でザーザー。思う存分できませんでした。
しかし、あり得ない豪雨の中、熊本のダイソーでビニール傘を購入して、まちあるきスタートです。ダイソー素敵。Thanks Daiso.
上の写真は通町筋です。熊本市のメインストリートです。市電がいっぱい走っていました。




道路の中心を市電が走り、それを挟むようにして車が、バスが走っている。


この光景がとても新鮮で、でもどこか懐かしくて…そんな気分になりました。

そして、ここからの目的は熊本の一シンボルでもある熊本城です。



途中、熊本城稲荷神社がありました。通称『白髭さん』と呼ばれているそうです。
熊本城の守護神として祀ったそうです。




次は、加藤神社。豊臣秀吉の家臣として活躍しこの時代に肥後を領地として拝領している加藤清正が祭神です。熊本城を築城した人です。偉いんです。



ここで、『武蔵タクシー』発見!!思わず撮っちゃいました。

NHK大河ドラマの影響はスゴイ。



さらにここから、熊本城の天守閣が見えています。




城に向かって歩いていくと、一番初めに見えたのが↓

宇土櫓です。これは国の指定重要文化財にも指定されています。
宇土櫓は、唯一残った多層櫓だそうで、第3の天守閣とも呼ばれています。天守閣に負けないぐらい立派な外見でした。




そして、頬当御門(ほほあてごもん)をくぐって、天守閣へ向かいました。
路を挟む、石垣がスゴイ!!迫力満点でした。雨の後で、足場はヌルヌル…泣



そして...

これが天守閣です。左が大天守、右が小天守。さすが城の主。黒と白の調和が美しい。これがまさしく『和』でもあるんでしょうか。1960年に、鉄筋コンクリートで外観を修復しています。
あと、熊本城の石垣は『清正流石垣』と呼ばれていて、独特の弧を描く扇の勾配だそうで、下は30度ほどの緩やかな勾配に対し、上は75度の絶壁になっています。敵が攻めて来ても、この急な勾配では侵入できないため『武者返し』とも呼ばれているそうです。

天守閣内部は熊本博物館分館となっていて、見学できました。
1階は加藤家時代、2階は細川家時代、3階は西南戦争関連の資料を展示していました。
時代ごとにわかりやすく紹介されていたり、模型が展示されていたので、歴史が苦手な私でも十分理解できました。


撮影禁止だとわからず(本当か!?笑)内部で、唯一撮った一枚がこれ。
黒革包紺糸威(くろかわづつみこんいとおどし)。
名前が長く、カツゼツが…
かっこいー。重そうー。頭の上の羽邪魔にならないのかなー。などアホなことを考えて、5分間ほどこの前で立ち止まっていました。
そして、天守閣の一番てっぺんへ。

最上階からは熊本市を一望できました。悪天候で景色の心配をしていましたが、思ったより晴れていて、綺麗でした。
風がとても気持ちよかったです。
右に見えるは、宇土櫓
出口↓
2007年に熊本城は400歳を迎えたということで、終始城内外はお祝いムード。私が行った時期は築城400年祭が実施されている様子で、賑やかでした。いい瞬間に行けたと思います。
後世の人が歴史を祝うって、よくよく考えればなんだか素敵なことだな~と思いました。


今回は滞在期間の関係で、満足いくほど堪能できませんでしたが(熊本城メイン)おいしい馬刺しと、少しばかりのお小遣いをもらったので、小満足して帰ってきたのです。

お土産は、海老せんべいと母の実家で作っている晩柑(バンカン)です。海老せんべいはもう無くなってしまったようですが、晩柑はまだまだありますよー。言ってくれれば、いつでも持っていきます。笑

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

熊本県立美術館は行った?(前川國男氏設計)最後から、2番目の写真にちらっと映っているけど。
熊本は、ほんと僕も好きな街です。くまもとアートポリスというプロジェクトとか、先進的なまちづくりも行っているし、そのなかでも、熊本駅前広場のコンペなんか、すごいよね・・・